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3月コラム

【 3月コラム 始めに 】

 

 東京都は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場整備に当たり、『生態系の保全や地域住民の権利等への配慮の下、合法に伐採された国産木材を優先的に活用する』との考えを発表しました。

終戦後、荒廃した山林を再生するべく、盛んに植林事業が行われましたが、その後、廉価な外国産木材が輸入され、国内の林業は忘れられた存在になっていました。針葉樹の多くは5060年で伐採時期となります。間伐も出来ず、手入れが不十分であった国産材も丁度、伐採時期を迎えています。

大震災の復旧需要に相まり、自然保全・環境整備の掛け声に伴い、地産地消運動が高まりました。

災害予防の観点からも森林の整備は非常に重要ですので、林業振興が図られています。その為に、地産地消・国産材活用は好ましい事ですが、自然素材は、適材・適所に活用されないと折角の素材が生かせません。木材の特質を理解した上で、何でも、国産材と言うのではなく、合理的に活用をされるように願っています。

 

 トランプ米大統領は施政方針演説で、景気浮揚と雇用拡大に全力を挙げる方針を明らかにし、インフラ整備に1兆ドルを投資すると共に大型減税にも注力する考えを示しました。

 この演説に好感した市場が反応し、NY株ダウ平均値が21千ドルを突破しました。

為替も1ドルが114円を超えています。今後、更にドルが高くなると輸入原価が上がり、国産材優先に押され、需要が減少しつつある中、更に厳しい事業環境になるのか?と懸念する昨今です。

 

 

【 2月の主要工事 】

 

1)小笠原世界遺産センター新築工事

     特許製品 : フローリングブロック

              T15(無垢材10防音下地5)×□500 

             オイル塗装

  *白蟻も寄り付かない防虫性と海風にも耐久性の高い

        チーク無垢フローリングブロックをタイルカーペットに

        換えて施工。

 

2)都内高級マンションリニューアル工事(第三弾)

    特 材:花梨材無垢フローリング

         15×W120×L1,820弌UNI

         ウレタンクリア塗装

   *既設のカーペットを除去してフローリングに

        リニューアル。

  

3)都内/試験・研究所改築工事

          T15×W90×L1,820弌UNI

         SSG塗装(ガラス繊維含浸塗料)

 

4)都内/戸建住宅新築工事

          T15×W90×L909弌床暖房適合材

         OPC・リグナオイル塗装

 

【 ミャンマー情報 】

 

1)2016年度のミャンマー経済

   2016年度上半期(49月)は減速したが、

  下半期で急速に上向き、今年度の経済成長率は

    6.3%、物価上昇率は7%になるとIMFが発表

    しました。

 

2)寺院に大量の覚せい剤

バングラデシュとの国境に近いラカイン州マウ

ンドーのシュエ・バホ寺院を捜索し、420万錠

の覚せい剤を押収したと発表しました。

同寺院の僧侶がかかわっていました。

   ミャンマーでは覚せい剤やアヘンが不法に生産

   されており、昨年は9,800万錠の覚せい剤を

  押収しています。

 

3)ミャンマー最大規模の水力発電所である

   『バルーチャン第二水力発電所,168M』の

    改修工事が近く完了する見通しです。

    日本の無償資金援助工事(666,900万円)

 

4)技術研修

  ヤンゴン市水道局職員が水の浄化技術を学ぶ

    ため、草津市で研修を受けています。

    ミャンマーのティー・グループは高品質の茶の

    栽培・生産・管理技術等の研修を受けています。

 

5)ヤンゴン中心部の大型再開発

    三菱グループが参画している旧国鉄跡地の再開

    発事業の鍬入れ式が216日に行われました。

    旧国鉄本部は高級ホテル『ペニンシュラ』に生

    まれ変わり、東京の丸の内のビル街が誕生する

    のでしょうか?2021年完工予定です。

 

6)労働者の日本派遣

    ミャンマー・日本両政府は建設業・農業への就労

    者不足を解消するため、一次産業労働者として

    ミャンマー人派遣協定を締結する予定です。

 

7)世界遺産登録へ提出するリストへ

  シュエダゴン・パゴダはミャンマーを代表する

  建築物。国民が参拝する神聖な場所で外国人には

  ミャンマーの文化を知る博物館のような建造物で

  す。宗教・文化省はユネスコ世界遺産センターに

  申請しました。

 2017年2月 夜のシュエダゴン・パゴダ

 

8)不法伐採木材の押収

  環境保全林業省は昨年の4月以降、過去最高と

  なる4万トンの不法伐採木材を押収したと発表

  しました。

  最も押収量が多かったのは中国と国境を接する

  カチン州です。

  中国ではチーク、紫檀の需要が大きく、2000

  から2014年にかけ、27億ドル相当の木材が中国

  に持ち出されたと推測されています。

  違法伐採が急増したのは軍事政権下で、1990

  から2010年にかけて森林面積の20%近くが失わ

  れたと言われています。

 

以上

author:代表取締役 臼井成美, category:-, 15:05
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