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3月コラム

【 令和2年3月コラム 】

 

 重い肺炎を引き起こす新型コロナウイルスが国内に広がっています。このウイルスは軽症者や自覚症状がない無症状の人からも感染が広がる事が判ってきました。屋形船の関係者から感染した人々や医師が感染した事によって拡散した和歌山県のケース等小規模なクラスター(小集団)感染が確認されています。

国内の居住者の感染者は2月26日現在、894人です。この内クルーズ船の乗客・乗員が704人を占めています。限られた居住環境での感染率が如何に高いかを物語っています。

 

 感染拡大を防ぐ為、政府は公立の小・中・高等学校と特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校にするよう要請しました。この時期は入学試験や卒業式など、学校にとっては重要な行事がありますが感染防止を徹底する対策として、止むを得ない処置と評されています。

 

 日本経済の中核をなす鉄鋼メーカーが危機感を強めています。予てより、中国メーカーの過剰生産によって事業環境が厳しくなっていましたが、感染拡大により中国経済の停滞で更に鉄余りが深刻化すると思われ、価格下落・生産削減・リストラと倒産廃業スパイラルに落ち込む恐れがあります。

鉄鋼大手が高炉休止・リストラ等の合理化を進めますと地域経済に大きな打撃になり、マイナス成長になっているGDPを更に引き下げ、経済低迷がより深刻になると思われます。

 

 日本政府観光局が2月19日に発表した1月の訪日外国人旅行者数は前年同月比1.1%減の266万1,000人でした。2月以降は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大幅に減少すると思われます。特に、中国政府が1月27日に国外への団体旅行を禁止した事が大きく、訪日客の約35%を占める中国人訪日客が激減するのは必至です。観光事業に関わって居られる方々のご苦労は計り知れません。

又、タイや東南アジア諸国が自国民に日本への渡航自粛を呼び掛けております。早期に収束の目途が立たないとオリンピックの開催も危ぶまれる事態になるのではないかと心配になります。

取敢えずは自己防衛に努め、早期の終息を祈念します。

 

【 2月分の主要工事 】

  

  1)都内 マンション改修工事(表面研磨再塗装)

      ウォールナット複合フローリング(表面材2mm

      リグナオイル塗布仕上げ (材工責任施工)    82m2

 

 

  2)都内 高級マンション改修工事(貼り替え:チークヘリンボーン)

      既設材(複合フローリング)を撤去し

            チークへリンボーン材を施工

      T12×W75×L455mm

            オイル塗装(材工責任施工)             36m2

 

 

  3)葉山 戸建住宅

      内装造作材(S4S納品             4.3m3

      (添付、写真参照下さい)

 

『仮称 葉山住宅』ミャンマーチーク無垢造作材(≒3.6m3)製品検査

 

『仮称 葉山住宅』ミャンマーチーク無垢造作材(≒3.6m3)製品検査

 

『仮称 葉山住宅』ミャンマーチーク無垢天井材(≒121m2)製品検査

 

『仮称 葉山住宅』ミャンマーチーク無垢羽目板材(≒81m2)製品検査

船積みするコンテナに積載

 

 

4)都内 戸建住宅改修工事

         チーク特注無垢フローリング納品        88m2

       T10×W76(2J)×L909mm 無塗装

        T15×W90×L909mm (材工責任施工)      45m2

               

 

 

【 ミャンマー情報 】

 

(1)中国客車好評

    ヤンゴン⇔マンダレー間に投入された空気バネ方式の客車の評価が

     高いため 28両(≒12億円)を追加輸入する契約が交わされました。

 

(2)優遇処置一時凍結

      1月29日に商務省が閣僚や上級公務員の乗用車購入に際し、輸入税・

     自動車税を免除すると発表しましたが、税収減になると共に民間ビジ

          ネスが大きな影響を受けると思われるため、一時凍結すると発表しま

          した。

 

(3)中国人への入国査証交付を凍結

    2月1日付で国際空港から入国する中国人旅客に対し、入国時査証の

           交付を凍結しました。

     昨年ミャンマーを訪問した外国人は200万余人でした。この内、中国人

           は70万余人でした。

     但し、オンラインでの査証取得は引き続き可能です。入国制限は観光

           産業に大きな打撃になると思われています。

     又、ホテル観光省は中国人観光客の案内サービスをしないように通達

           しました

   

(4)武漢滞在の留学生

   63人いた留学生の内、59人は政府チャーター機でマンダレーに退避さ

          せ、公営病院に収容し14日間の経過観察をした後解放されます。

          残る4人は発熱がありますので、現地で経過観察中です。

 

(5)ケシ栽培面積の減少とアヘン相場の下落

   2月4日に国連薬物犯罪事務所(UNODC)は昨年のケシ栽培状況調査

          に結果、ミャンマー全体で3万3,100ヘクタール、昨年より11%減少した

          と発表しました。

          覚せい剤等の合成薬剤が増加しているためか?アヘン相場も

        下がっており、乾燥アヘンは昨年から7%下がりました。

        これで過去4年の値下がり幅は51%になっています。

     因みにミャンマーのヘロイン輸出収入は年間≒10億米ドルです。

 

(6)最低賃金と生活費

   ヤンゴンでの労働者の平均的な生活費は7,000余チャット/日です。

        現在の最低賃金は4,800チャット、全国賃金委員会は5月に新たな

          最低賃金を決定すると発表しました

 

(7)特恵処置                                         

   欧州連合(EU)はミャンマーに対し、武器以外のあらゆる商品を

          無税で 輸入出来る、特恵処置を取っています。

        ミャンマー政府はラカイン州やカチン・シャンの各州に於いて

          深刻な人権侵害があり、国際人権条約の原則が守られていない

          と懸念を示したが、ミャンマー政府の反省と建設的姿勢に対し、

          EUはミャンマー政府への援助の為、特恵処置を継続する事に

          決定しました。

     日本は特恵処置を講じ、木材の輸入関税は掛かりません。

 

(8)違法貿易

      国際連合ジュネーブ事務局で開催された違法貿易に関する

          フォーラムが 開催され、ミャンマーと近隣国との違法貿易は

         年64億ドルとされ、最大の違法貿易品はヒスイです。

       採掘されるヒスイの80%が密輸されているとの事です。

       年間us$120億〜310億と言われています。

 

(9)新型コロナウイルスの影響

   ヤンゴン管区ライン・タヤにある中国系縫製工場が中国からの

          原料が入らない事と発注の取消しで資金繰りがつかなくなり

          閉鎖されました。

     又、中国領内の工場の閉鎖が相次ぎ、帰国するミャンマー

          労働者が増加しています。

 

(10)日系ホテル開業

   千葉県佐倉市ユーカリが丘で街づくり開発事業を行っている

           山万がヤンゴン・ヤンキン郡に客室91室の日本式ホテルを

           開業しました。

        設計監理は山下設計です。

 

     以上

author:代表取締役 臼井成美, category:-, 10:11
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