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4月のコラム   強度偽装問題とフローリング
 構造計算偽装によりマンションの強度不足が大きな問題になっています。
 この事件が契機になったのか?ゼネコン調達購買部の対応にやや変化が出てきました。年初迄はより安い製品、コスト第一、クオリティは二の次で、設計事務所が選択されたフローリング材がスペックインされていても、同等品と称して中国で粗製乱造された廉価材を調達されるケースが有りました。多くは不具合を生じ、信頼とマネーをロスする結果になっていますが!!
 今後はユーザーが安心できる製品、信用と品質を重視し良質製品を妥当な価格で調達されるよう期待する昨今です。
 又、賃貸マンション業界にも変化が窺えます。不動産ファンドによる1棟買いが盛んで、業界は活況でしたが、やや供給過多になりつつあるのか?居住性・機能性に加え、住まう喜びや満足感が得られる付加価値を付与した部屋の開発に努められ、チークフローリング(集成)を採用されたり、検討する事業者が多くなっています。
author:代表取締役 臼井成美, category:-, 15:30
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