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12月コラム

十二社通りの銀杏並木がすっかり黄金色に染まり、金色の絨毯を 踏みしめて出勤するこの頃です。

遅々として事業環境改善の兆しが見えない状況ですが、天然の良質材は必ず評価頂き、ご利用頂ける事と信じ、来年も高品質・高精度製品をご提供させて頂けるよう、頑張りたいと思っています。

このような時期には、今迄以上の良質材を発掘し、加工技術向上に、注力すべきと思い、現地駐在員・現地工場スタッフと日々協議を重ねています。

昨年四月に入社し、営業部でコーディネータ-務めているミャンマー社員    チピューライン(女性)が()日本国際研修センターから、日本若手柔道家のミャンマー派遣事業に通訳・コーディネーター業務を依頼され一週間程  ミャンマーに出張しました。以下にその紀行記を掲載致します。 

 

若手柔道家派遣事業・ミャンマー(チピューライン)

若手柔道家派遣事業は2007年東アジアサミット(EASEast Asia Summit)で当時の安倍首相が提案した21世紀東アジア青少年  大交流計画による一つのプログラムです。東南アジア競技大会   (SEAゲーム:South East Asia Games)に出場するミャンマー代表柔道選手たちに指導と交流試合などを行うため、講道館から日本 国内の二つの大学より若手柔道家を選出しミャンマーに派遣する 事業でした。

東南アジア競技大会(SEAゲーム:South East Asia Games)は 、東南アジア地域でのオリンピックと言っても過言ではないぐらい、  それぞれの国々が気合を入れて臨む大会の一つです。今回は   ミャンマー柔道連盟の依頼と外務省や日本大使館などの協力を得て実施したプログラムでした。

日本若手柔道家派遣団の学生たちは海外の試合などに出た経験はありますが、ミャンマーは初めてで、最初治安は大丈夫なのか、危険な国ではないのかなどの不安や戸惑いを感じていた学生もいました。ミャンマーに到着した後、皆さん少しはホットした様子で、2日からミャンマー柔道連盟の道場で練習が始まりました。2時間程度の 練習を12回行い、初日の練習から両国の選手たちの交流も始まりました。現代の日本社会には無いような熱い心での接し方に日本の学生たちも喜んで心を開き、あっと言う間に仲良くなりました。

プログラムの中ではミャンマー柔道連盟や在ミャンマーの日本大使館などの主催で昼食会や夕食会などもあり、両国選手たちの交流の場も多かったです。滞在日数が少なかったので、ミャンマー柔道  選手たちの生活を見せる機会がありませんでしたが、恵まれた環境でいい道着で、綺麗な道場で練習するのが普通だった日本の柔道家にとって、ミャンマー代表選手以外はボロボロの道着を着て、設備不足の環境で練習をしているミャンマー柔道選手たちを見て、少し 良い意味での刺激になったかもしれません。

日本に出発する日の午前中はヤンゴン市内の視察で、シュエーダ ゴンパゴダ、チャウタッチーパゴダ(寝仏像)やアウンサンマーケットなどに行きました。ミャンマー人の誇りであるシュエーダゴンパゴダでは、大きな仏塔とその黄金の輝きに皆さん圧倒されていました。  また、家族を連れてきて見せたいという方もいましたので、ミャンマー人としても嬉しかったです。アウンサンマーケットでも、ミャンマー  らしいお土産など探し回りながら、ゆっくり買い物を楽しんで     いました。

今回のプログラムで、日本の若手柔道家の学生たちも良い交流ができ、良い経験になったと思います。私にとっても今迄にないことを体験でき、これから仕事して行く上で、この経験を活かして行きたいです。日本・ミャンマー友好関係のために貢献できる仕事をして、 ミャンマーのことをもっと多くの人に伝えて行きたいと思います。

 

author:代表取締役 臼井成美, category:-, 13:17
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