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2月コラム
 

ラニーニャ現象(赤道付近の海水温が下がる)の影響でしょうか?寒気厳しい日々が続いています。南半球のオーストラリア東部は豪雨に見舞われ大水害が発生しました。


1月下旬に、日本の長期国債の格付けが89ヵ月ぶりに引き下げられました。財政悪化が懸念されているスペインより格下のダブルAマイナス   (−AA)になりました。中国やクウェートと同じクラスです。
政治・経済に  無気力・脱力感を感じるのは否めない昨今ですが、何とかしてこの状況を打破し、明るい春を 迎えたいと切望しています。早く、「サクラサク」春を迎えたい!!


ミャンマーの総選挙が117日に実施され、スーチー女史も自宅軟禁が解除されました。現政府系の『連邦連帯開発党』の候補者が上院(259=78.5%)下院(130=77.4%)共に圧倒的多数当選しました。此れに、全議員定数の1/4は軍人が指名で選ばれますので、現政府系の議員が占める割合は84%にもなり、現政府の目論み通りであったと言えます。

選挙後90日以内に国会が召集され、大統領と副大統領が選出される事になっています。噂では、最高権力者タン・シュエ議長は表舞台から退くとの事ですので、国際感覚に優れた世代が選出されれば、国際社会の  総選挙に対する評価も変わり、新生『ミャンマー連邦共和国』がアセアン連合の一員として発展出来るのではないでしょうか。


ミャンマーは多民族国家であり、少数民族との紛争の和平交渉も半ばです。少数民族は個別に軍隊を組織し武力を保有しています。これ等武力勢力を国軍に編入(国境警備隊等)するか、武力解除しない限り、紛争は終結しないでしょう。

国境を接し、膨大な経済援助を行いつつ、ミャンマーの資源確保に躍起の中国やインドとの重要で微妙な外交等、新政府に課せられた問題は多々有りますが、『微笑みの国』が国際社会に歓迎されるように発展する事を祈念しています。


弊社は小規模企業で微力ですが、現地企業の活動を支援して行きたいと考えています。

author:代表取締役 臼井成美, category:-, 15:35
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