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【3月コラム】
ミャンマー国会は24日に新大統領を選出しました。軍事政権下に於いてナンバー4と言われ、首相であったティンセイン氏が大統領です。氏は最高実力者タンシュエ国家平和発展評議会議長の側近中の側近です。国会議員の84%の翼賛勢力が占め、正・副大統領と両院議長も、親軍政党出身者で占められている現実から『民主化・民政』に移行したとは思えません。中国が行政・経済をバックアップし、一段と影響力を強める事と思われます。ASEAN諸国・欧米と協調し、本当の民主化を促す役割を日本が担うべきと思うのですが?期待したいですネ!!

 

ミャンマーの仏教徒の家には仏壇が有り、小さな金箔の仏像が安置されています。(※ミャンマーでは死者の霊を祀る事はしません)その前には壺が置かれ、水を湛え、季節の花が活けられています。釈迦尊が菩提樹の下で瞑想され、悟りをお開きになった5月、暑さで大変衰弱されたのですが、大樹の木陰で涼を与えてくれた菩提樹に助けられました。釈迦尊の感謝の思いを込め、仏壇の壺を『菩提樹の水壺』壺の水を『菩提樹の水』花を『菩提樹の花』と呼んで大切にしています。
ミャンマーは10月から4月迄が乾季,3月・4月が最も暑い時期です。ミャンマーの暦は太陰暦(月の満ち欠けによる)で、元旦を迎えるのが4月です。ミャンマー暦の大晦日から、現地語で『テインジャン』と呼ばれる4日間の祭り,水掛け祭りが始まります。この祭りは水を掛ける事で旧年の汚れを洗い落とし、身も心も新たな気持ちで新年を迎えたい思いと、平穏と安らぎの象徴である水への感謝の思いが込められた祭りです。正月祝日は11連休になり、多くの従業員は故郷に帰省します。日本の藪入りです。暑く、生産性も上がりませんのでこの23週間は休業状態となります。その為5月・6月に必要な製品は3月船に積載出来るよう準備しなくてはなりません。今年も頑張って船積みしてくれるよう願っています。           以上

author:代表取締役 臼井成美, category:-, 13:18
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