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11月コラム
  1029日にボスポラス海峡を貫く《地下鉄用海底トンネル》が開通しました。この延長13.6Kmのトンネルは1860年に設計されていたそうです。150年後に着工し、今日、開通を迎えたのです。アジアと欧州を結ぶ交通の要衝ですが、今迄は2本の橋だけでしたので、貨物の輸送が制限され、地域経済の発展の障害になっていました。経済成長率が年々減少していたトルコ経済も、このトンネルの開通で活性化し、上昇する事と思われます。この工事の費用は約4千億円,其の4割は円借款。施工は大成建設と地元企業のJVでした。所謂『地図に残る仕事』です。紆余曲折が有った難工事でしたが、無事に完成し、心より、お慶び申し上げます。

 

さて、南方の海水温の上昇の影響?で、今年は台風が多く、30個(30号)にもなりました。その多くは雨台風で各地に大きな被害をもたらしました。26号では、伊豆大島に大規模な土石流を引き起こし、死者・行方不明者,4拾余名を出しました。5月に弊社で施工した「都立教職員マンション」が被災者の仮住宅になっています。TVの画面でも、暖か味のあるミズメ桜のフローリングがTV画面に映っています。ミズメ桜の床が少しでも被災者の癒しになればと願いながら画面を眺めていました。

 

*ミャンマー情勢

 1)バガンでマラソン大会

   エーヤワディ河のほとりの丘陵地に広がる1012世紀頃のバガン仏教遺跡で112日にマラソン大会が開催さました。このバガン仏教遺跡はカンボジアのアンコールワット,インドネシアのボロブドゥールと共に3大仏教遺跡と称されています。

16万平方マイルに点在する3,000余のパゴダ(仏塔)を巡るレースです。1211日から22日迄ネピドーで開催される第27回の東南アジア競技会の前景気促進に役立つとして、今回は特別に許可が出たとの事です。欧州・米国・アジア各国から既に300人余のエントリーが有るそうです。 

2)テレビ放送が地上デジタル化

  1015日から国営ミャンマー・ラジオ・テレビ,はヤンゴン・ネピドー・マンダレーの主要3都市でアナログ波からデジタル方式に移行。 

3)中国が米の主要産地と栽培・買い取り契約

  ミャンマー農業公社はエーヤワディートパゴー管区の米栽培に中国側が肥料を提供し生産した全量を中国側が買い取る契約を締結したと発表しました。鉱物資源から農業資源迄中国の資源侵略?が浸透しつつあるようです。 

4)ガス・パイプラインが全面稼働

  ミャンマー西部のラカイン州チャウピュから中国,雲南省・貴州省・重慶市等に伸びており、総延長2,500km以上。並行して原油輸送パイプも敷設されており、中国経済に計りしれない程のメリットがあります。 

*最近のミャンマー事情

  1011日から17日迄、弊社営業担当,チピューライン嬢がヤンゴン工場に製品検査に出向きました。ミャンマー人の見た、変貌するヤンゴン市内のレポートを記載します。

ヤンゴンレポート@チピューライン
             
1011日〜16日まで、フローリング検品作業のため、ヤンゴンへ出張で出向きました。今回の検品製品は通常のフローリング材で、厚み・幅・長さ等に誤差があるかどうか、含水率が多くないか等をチェックし、フローリングの表面の疵や反り・曲り等も調べました。今年は日本でも例年より台風発生が多かったように、ベンガル湾・アンダマン海・インド洋などに発生した台風の影響でミャンマーにも雨が多かったようです。雨の影響で一部のフローリング材には含水率の大きい数字が見られましたが、それらを選別して再度含水率を下げる作業をするよう指示しました。

製品の品質については日本国内向けの品質基準で作られていたので、非常にきれいに仕上がっていました。今回の製品は検品後、出荷手配・船積を終え、11月中旬には日本に到着する予定です。


 




              ミャンマーの首都ネピードで今年の12月に第27回東南アジア競技大会(Southeast East Asian Games)が開催されます。それに伴い、ヤンゴン市内でもビルの清掃、道路の整備工事をよく見かけました。


 

清掃後綺麗になったヤンゴン市庁舎


 

ヤンゴン市庁舎前にあるMahar Bandhula 公園


 

ダウンタウンエリア整備・清掃中



 

Mahar Bandhula 公園から覗いたヤンゴン市庁舎


              民主化が進むにすれ、視察に来られるビジネスマンや外国人観光客が増える一方で、近年、ヤンゴン市内ではホテル不足が問題になっています。現在、ホテル・商業施設・オフィスビルの建設等がヤンゴン市内のあちらこちらに見かけます。ミンダマエリアはヤンゴン中心部から少し離れていますが、空港から車で15分ほどの距離、そして、ヤンゴン都市圏開発構想ではヤンゴンの副都心にする計画になっており、その為土地価格が高騰しています。

弊社の提携先であるMTI Co.,Ltd もミンガラドン国際空港に近いミンダマエリアにホテル建設しています。今年の12月頃オープンを目安に建築が進んでいます。ホテルの内装は全てチーク材を使っています。チーク材を扱う企業ならではの贅沢な内装になっています。

 

ホテルの外観

 


 

エントランスホール天井のチークオブジェ


 

 

エレベータホールの壁一面もチーク材






 

 

客室内(1

床もチーク無垢フローリングです。

 

 

 



 

客室内(2


 

 

客室内(3


 

    ベトナム企業が開発している多機能住宅プロジェクト

ヤンゴンで最も格調があると言われているセドナホテルの対面、インヤー湖を望む一等地にマンション・医療施設・スポートレジャー施設を備えた多機能施設が建設されいます。




地下工事中





 

 

以上

 

 

author:代表取締役 臼井成美, category:-, 10:02
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