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6月コラム
全国的に厳しい暑さとなった6月1日は35℃以上の猛暑ヵ所は37ヵ所にもなり、500人の方が救急搬送された模様です。
 ヤンゴンは盛夏期で、連日38〜40℃ですが、スコールが有る為、日本の35℃より過ごし易いようです。
 チーク無垢フローリングの需要が伸びません。大手設計事務所では設計が完了し、入札をするが、不調になる事が多く、工事発注・着工迄、進まない為、設計費が計上出来ず、経営的に非常に厳しいと嘆いておられました。弊社も新規工事が発注されないと需要が出てこないので弱っています。
 大手ゼネコンが選別受注をしており、予算の厳しい公共工事を敬遠しているのと中堅ゼネコンでは、技術者と職人が不足している為、予算的にも工事管理にも制約の多い公共工事には対応出来ないのが不調になっている原因のようです。
 先般、政府は人手不足が深刻な建設業で外国人労働者の受け入れを増やす為、2015年度から外国人技能実習制度を拡大する方針を決定しました。現行の実習生の在留期間は最長で3年ですが、更に2年延長する事が出来、再来日して技能向上を目指すならば最長8年迄在留期間を延ばせる仕組みです。
 私はこの制度を上手く活用し、現地当該国の技能労働者(大工・左官・鉄筋工)を研修生として招請し、在留可能な期間、労働力の補充と技能研修を行い、帰国後はスキルアップしたこれ等、研修生を現地法人(現法)で雇用し、現地業務に活用します。
このサイクルを確立すれば、国内労働力の補充と帰国後はスキルアップした技能を現地法人(現法)の業務に活かすシステムの構築が出来るのではと考え、後輩の国際業務の担当役員に、早急に外国人技能者の活用を検討すべきである旨、話したが理解出来ないようでありました。
 親日的な国民性と仏教徒で我々と同じ倫理観を持ち、イスラムやヒンドゥ教徒のように食事に制約がないので、共同生活する事が容易な、ミャンマー人が最適対象者と思っています。
機会を見てよく検討するよう再度話したいと考えています。
 
【4月の主要工事】
 *戸建住宅(大田区) 特注材(床暖房適合)
 *戸建住宅(世田谷区)ヘリンボーン材(床暖房適合)
 *湘南,Zマリーナ改修工事 LL45遮音材
 *都内マンションリフォーム LL45遮音材(床暖房適合)
 *ハウスメーカーの戸建住宅(3戸)他
 
【ミャンマー事情】
*大統領選挙を睨んだ憲法改正論議が活発化していますが、議会に
  おける議決権を軍人が25%握っています。即ち、拒否権を持っている
  事になる為、憲法改正は難しいと思われます。
 

*小松製作所がマンダレー管区ピジタゴン郡で計画している発電機の
  ノックダウン工場建設が認可されました。

*ヤンゴンの貧困層・日雇い労働者の賃金は2,000〜3,000チャット
(≒200〜300円)です。この金額は1949年6月に東京都が決めた日雇い
 労働者の賃金と同水準です。(ニコヨンと呼ばれた)従って、
 ミャンマーの賃金は日本の50年以上前の水準です。今後、25年程度
 で追いつくのでしょうか?

  
*ヤンゴンの富裕層の暮らしぶりは以下の通りです。 収入は
  1,200,000〜1,500,000チャット(≒12万〜15万円)テレビと冷蔵庫
  は100%保有し、洗濯機は90%保有しています。エヤコンの保有は80%
  強、自家用発電機の保有も70%以上となっています。自家用車は50%が
 保有しスマートフォンは80%の方が個人保有しています。家電製品は
  韓国製・中国製が多く、日本製品への憧れは大きいようです。

*JICAがヤンゴン環状鉄道線の近代化の事業調査に着手しました。
 早期に工事に着手し、鉄道網の整備と共に駅と駅周辺の整備が進め
  ば、ヤンゴンの近代化に拍車がかかると期待しています。
 
  新入社員『キンプープートー』がGW休暇を利用してヤンゴンに帰郷しました。
そのレポートを記載します。
 
【ミャンマー現況 報告】

ゴールデンウィーク(Golden Week)を利用して10日間帰国しました。
色々発展している母国(ミャンマー)を見てすごく感動しました。
気温38〜39でした。
 従来とは違って、携帯電話を普通に使って、インターネットも繋げるようになって(まだスピードが遅いけれど)、海外の情報等は簡単に手に入れました。子供から年寄まで携帯電話を持てる時代になっています。各地方にも携帯電話は使えるようになりました。だから、海外にいる家族、親戚、友達などの連絡は前よりスームズにできて、遠い感じはなくなりました。その他、ネットを通じてネットショッピングもだんだん盛んになりました。もっとインターネットスピードが速くなると、色々なビジネスができると思う。
発展が著しい母国をみて、良いのか?悪いのか?今は判断できません。
 
 車の数が多くなった影響で、道路はいつも渋滞になり、時間に余裕を持って動かないといけない状態です。道路の整備も出来ておらず、不都合なこともありますが、これからは海外投資により、インフラ整備が進むと期待しています。
  伝統的観光地が多く、農産物、食品などが安くて豊富で、人柄が親切なミャンマーは観光客にとって大きな魅力です。海外企業にとってコスト、賃金、物価などが安く、ビジネスしやすい点も魅力です。これからいろいろな制度が変わる事により、外国との貿易がもっと盛んになり、ヤンゴン市内ではレストラン、スーパーマーケット、ショッピングモールなどがいっぱいできて、とても賑やかなで便利になると思います。外食を家族で楽しんでいる人々も多くなっています。昔では考えられないことでした。

これからは仕事が増え、豊かな生活をできるのでしょうか?
 

 
 
                                

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
author:代表取締役 臼井成美, category:-, 13:53
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