- スポンサーサイト
- 1月コラム
-
2016.01.05 Tuesday【 1月コラム 始めに 】
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
正月三が日は春を思わせる穏やかな日々でしたが今年の景気は如何でしょうか?
米国の金利引上げがあっても、引上げ前より対ドル/円が高くなっている現象は何故なのか?
日本経済が景気回復に広がりを持たせ、デフレから脱却する歩みを進められるのか?
全く、余談を許せない環境にいるような気がしています。
私は毎年、川崎の身代り不動尊へ初詣に行っています。今年も例年の通り護摩祈願の後で、おみくじを引きました。第一番札で大吉でした。積極的にビジネス展開をすれば報われると記載されていました。このおみくじを心の拠り所にして頑張りたいと思っています。
2020年を見据え、都心部の高級賃貸マンションのリフォームが盛んになり、弊社製品「ミャンマーチーク無垢フローリング」がご使用頂くケースが増えるよう、願っているのですが未だその兆しは見えません。
【 12月の主要工事 】
都内オフィスビル改修工事
旭化成、戸建住宅新築工事
キングホームス青山改修工事(4F〜9F)
【 ミャンマー情報 】
(1) 政権移譲に向けてスー・チー女史の活動
12月2日にテイン・セイン大統領、ミン・アウン・ライン国軍最高司令官と会談し、会談後「我々は国民の願いに従い、国の安定・団結・発展のため、共に働くことで一致した」との声明を出しました。
12月4日には元軍政トップのタン・シュエ氏と会談し、会談は成功裏に終了したと発表しました。その後、この会談をセットしたタン・シュエ氏の孫である、ネ・シュエ・トウェ・アウン氏がプログでタン・シュエ氏が「選挙で勝利したスー・チー女史が将来のミャンマーの指導者となる事実を誰もが受け入れなければならない、彼女が国の発展の為に働くなら、彼女を精一杯後押しする」と述べたと伝えました。
12月5日今回当選した国民民主連盟(NLD)の新議員の研修会をネピドーで行ったがその席で、高い規範意識を持つよう求め、政策・憲法・歴史をしっかり学ぶよう求めた。
又、NLD事務所経費を寄付に頼らない為、議員報酬の25%を天引きし、充当する事を決定したと発表しました。
(2) 米国の制裁緩和
ミャンマーのすべての港湾、空港の貨物利用を解除すると発表しました。
財務省がブラックリストに掲載している、スティーブン・ロー氏の企業が運営するアジア・ワールド港湾ターミナルも米企業は利用出来る事になり、実質的には制裁解除と思われます。
制裁緩和で最も恩恵を被るのは縫製業界と思われ、2014年の米国への輸出は9,270万ドルであったが、2016年度には3億ドル以上になると言われています。
(3) ミャンマー産ルビー世界記録
クリスティーズ香港のオークションで希少なミャンマー産ルビー(15カラット)が1,830万ドル(22億4,000万円)で落札され、1カラット当り120万ドルという世界記録を樹立しました。
(4) ミャンマーからの介護人材
介護福祉事業を手掛ける岐阜・福岡・北海道の3社は介護人材を日本に派遣する合弁会社をヤンゴンに設立しました。外国人技能実習制度を利用する予定。ミャンマーで採用した人材を半年程度の期間、日本語教育を行い、一定水準に達した優秀な者を選抜して日本に派遣し、介護職員初任者研修を経て介護士として活用する計画です。
(5) ミャンマーは森林保全を約束
気候サミットの国連気候変動枠組み条約第21回締結国会議(COP21)がパリで開催されました。ミャンマーは森林面積が東南アジアで最も広く、温室効果ガスの排出量より、吸収量が多い国ですが、急速な開発・工業化の為排出量が増加傾向になっています。
森林の保全に一層努力をして経済成長と気候変動緩和のバランスを取る方針であると発表しました。
以上